Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenSSL」にDoS攻撃受ける脆弱性 - 修正は次期アップデートで

「OpenSSL」の開発チームは、重要度が低い脆弱性1件を明らかにした。同脆弱性の修正は、次期アップデートで対応する予定。

TLSハンドシェイク時に鍵生成に長い時間を消費させる「CVE-2018-0732」が判明したもの。DoS攻撃に悪用されるおそれがあるという。

開発チームでは、同脆弱性の重要度を「低(Low)」とレーティングしており、現時点で同脆弱性を修正するアップデートは用意しない方針。次期アップデートとなる「OpenSSL 1.0.2p」「OpenSSL 1.1.0i」で修正する計画だという。

(Security NEXT - 2018/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ログ解析ツール「Splunk Enterprise」に複数脆弱性
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性