Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ機能を回避する「GLitch」攻撃が明らかに - 一部スマホでPoCが動作

スマートフォンなどの機器において、ブラウザ利用中にセキュリティ機能がバイパスされるあらたな脆弱性が判明した。攻撃手法は「GLitch」と名付けられている。

スマートフォンをはじめ、CPUとGPUが同じメモリを共有するプラットフォームにおいて、グラフィックAPIである「WebGL」を利用することでセキュリティ機能のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2018-10229」が明らかになったもの。

論文を発表したアムステルダム自由大学の研究グループは、攻撃手法を別名「GLitch」と命名した。

同攻撃では、ウェブサイトの閲覧者にブラウザから「WebGL」を利用させ、高い精度を持つ「WebGL」のタイマーを利用したサイドチャネル攻撃と、特定した物理的なメモリレイアウトから、DRAMメモリの設計やプロセス上の問題によってメモリのビットを反転させ、エラーを発生させる「Rowhammer」攻撃を組み合わせることで実現したという。

(Security NEXT - 2018/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

EC-CUBE向けの簡易脆弱性診断を無償提供 - SHIFT SECURITY
Intel プロセッサの「MDS」脆弱性、OSベンダーも対応呼びかけ
Intelプロセッサに「MDS」の脆弱性 - アップデートをリリース
MS、月例パッチで脆弱性79件を解消 - 一部でゼロデイ攻撃が発生
Windowsに深刻な脆弱性、ワームに悪用可能 - 「Windows XP」など旧OSにもパッチ提供
「Adobe Acrobat/Reader」に84件の脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - コード実行のおそれ
「WebLogic」に対する攻撃、国内でも多数観測
「Cisco ESC」に深刻な脆弱性 - 管理者権限で操作されるおそれ
CMSの「TYPO3」に脆弱性 - 「Drupal」にも影響