サポート終了直前「Office 2007」、9月末時点で8.6%が利用
10月10日にマイクロソフトの「Office 2007」がサポート終了を迎えるが、9月末の時点で「Office」利用者の1割弱が同バージョンを利用していることがわかった。

「Office 2007」の利用台数推移(グラフ:トレンドマイクロ)
マイクロソフトでは、メインストリームサポート、延長サポートそれぞれ5年、あわせて10年間のサポートを10月10日に終了。
同日以降は、セキュリティ更新プログラムは提供されなくなる。
同問題を受けて、トレンドマイクロでは、同社コンシューマー向け製品を利用しているユーザーでシステム情報の送信を許可しているユーザーにおいて、「Office 2007」の利用動向を定期的に調べているが、9月末の段階でも引き続き利用しているユーザーが多数存在することがわかった。
(Security NEXT - 2017/10/04 )
ツイート
PR
関連記事
MS月例パッチが公開、脆弱性35件を修正 - 一部ですでに悪用も
「ColdFusion 2018」に権限昇格の脆弱性
「Windows」ゼロデイ脆弱性、「Chrome」狙う水飲み場攻撃で悪用
「Adobe Acrobat/Reader」に複数の深刻な脆弱性 - 更新リリース
ブラウザ「Kinza」にXSS脆弱性 - 更新がリリース
OpenSSLに重要度「低」の脆弱性 - 更新用意なし
一部MSアプリで「OAuth」設定に不備 - アカウント奪取のおそれ
「Firefox 71」が登場、脆弱性11件を修正
資産管理製品「LanScope」に権限昇格の脆弱性
パッチ公開翌日から「PHP-FPM」への攻撃を観測 - PHP環境の情報収集も