バックアップソフト「Acronis True Image」の更新機能に脆弱性
Acronis製バックアップソフト「Acronis True Image」の更新機能に脆弱性が存在し、マンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがあることがわかった。
「Acronis True Image 2017」の一部ビルドにおいて、アップデートの確認やデータ取得時に、暗号化されていないHTTPプロトコルを利用する脆弱性「CVE-2017-3219」が判明したもの。
取得したデータについてもMD5ハッシュ値による検証のみで、同じネットワークを利用するなど、攻撃者によってマンインザミドル攻撃を受けるおそれがあるという。
6月20日の時点で修正プログラムなどは用意されておらず、セキュリティ機関では、アップデートの際は更新機能を利用せず、ウェブサイトよりデータを取得するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/06/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox 145」をリリース - 16件の脆弱性に対処
「Ivanti EPM」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正
WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
