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5358番ポートへのアクセスが増加、「Mirai」と異なるIoTボットネットか

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警察庁によるTCP 32番ポート、3232番ポートのアクセス件数(画面上)、TCP 19058番ポートに対するアクセス件数(画面下)

一方「Mirai」に関しても、2月初旬よりTCP 32番ポートと3232番ポート、およびTCP 19058番ポートに対しても、それぞれ亜種が原因と見られるアクセスの急増を同庁では観測している。

TCPシーケンス番号と宛先IPアドレスが一致するアクセスがいずれも99%を占めていたほか、発信元のIPアドレスはネットワーク機器だったという。

IoT機器が不正アクセスなどへ悪用されないよう、同庁では初期設定のパスワードを変更し、第三者に推測されやすいパスワードを避けるなど、セキュリティ対策を講じるよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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