「Apache Tomcat」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正
「Apache Tomcat」において、一部環境で通信内容が漏洩するおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。
一部環境において、同一接続時に複数のリクエストの間で情報が漏洩したり、リバースプロキシを使用するサーバ環境で情報が漏洩する脆弱性「CVE-2016-8747」が含まれていることが判明したという。重要度は「中(Moderate:)」。
脆弱性は、ソースコードをリファクタリングした際に生じたもので、「同9.0.0.M15」から「同9.0.0.M11」 までと、「同8.5.9」から「同8.5.7」までが影響を受けるという。
開発チームでは、脆弱性を解消した「同9.0.0.M17」「同8.5.11」をリリースしている。
(Security NEXT - 2017/03/17 )
ツイート
PR
関連記事
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加