Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムウェアが前年同期比128%増に - モバイル狙うマルウェアも活発

Intel Securityは、2016年第2四半期に130万件のあらたなランサムウェアを検出したことを明らかにした。前年同期比128%増となったという。

20160923_ma_001.jpg
あらたなマルウェアの検知件数(グラフ:Intel Security)

同社が、2016年第2四半期に検知した脅威の状況を取りまとめたもの。

同四半期にあらたに検出したマルウェアは4000万件を突破。

2015年第2四半期から4四半期連続で増加しており、5000万件に達した2014年第4四半期に次いで多かったという。データベースに登録されたマルウェアは、1年間で32%増加して6億を超えた。

20160923_ma_002.jpg
ランサムウェアの累計(グラフ:Intel Security)

なかでもランサムウェアの増加は顕著で、あらたに130万件の検体を検出し、過去最高となった。

2015年第2四半期から4四半期連続で増加しており、検体の累計は700万件を突破。前年同期から128%増加した。

Wordファイルのマクロを利用するマルウェアも多数検知されており、前四半期の約3倍にあたる18万件弱にのぼった。ランサムウェアの「Locky」をはじめ、「Necurs」や「Dridex」といったマルウェアの感染を広げるため、ダウンローダーとして用いられたという。

また同四半期に同社で過去最高となる200万件弱のモバイル端末を狙ったマルウェアをあらたに検出した。これまでの累計は1050万件となり、前年同期から151%増となった。同社では8%のユーザーから感染の報告を受けたという。

(Security NEXT - 2016/09/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

新型コロナ便乗サイバー攻撃、3カ月で40倍
マルウェア遭遇リスク、日本は世界で下から8番目
2020年2Qインシデント、前四半期比1.3倍 - フィッシングなど増加
マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査
標的型攻撃のレスキュー支援、2019年度は139件
人気エンタメ作品に危険サイトが便乗 - 「無料」で誘惑
進むスマホのセキュ対策 - ただしOS更新率などは低調
狙われるZyxel製ネットワーク管理製品の脆弱性 - ボットネットも標的に
2月中旬から「Mirai」亜種が活発化か - JPCERT/CC観測
PW設定に問題あるIoT機器、年間2249件に注意喚起