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IBM、「X-Force Red」を設置 - 脆弱性対策サービスを展開

IBMは、脆弱性の迅速な発見を支援する、「X-Force Red」を設置した。脆弱性対策サービスを展開していくという。

企業や組織における脆弱性の発見を支援することを目的に設置したもの。同チームを率いるのは侵入テストを専門とする同社のCharles Henderson氏で、米国や英国、オーストラリア、日本など世界数十カ所から数百人規模がチームに参加するという。

ネットワークやハードウェア、アプリケーションの脆弱性にくわえ、日常のプロセスや手順に潜む人間の行動に起因したリスクも対象としており、ソーシャルエンジニアリングやフィッシングなども含まれる。

医療、金融サービス、小売、製造、公共分野など複数分野におけるサービスの提供が可能。個別プロジェクトへの対応のほか、サブスクリプションや、マネージドテストプログラムにてサービスを提供していく。

(Security NEXT - 2016/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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