Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IBM、「X-Force Red」を設置 - 脆弱性対策サービスを展開

IBMは、脆弱性の迅速な発見を支援する、「X-Force Red」を設置した。脆弱性対策サービスを展開していくという。

企業や組織における脆弱性の発見を支援することを目的に設置したもの。同チームを率いるのは侵入テストを専門とする同社のCharles Henderson氏で、米国や英国、オーストラリア、日本など世界数十カ所から数百人規模がチームに参加するという。

ネットワークやハードウェア、アプリケーションの脆弱性にくわえ、日常のプロセスや手順に潜む人間の行動に起因したリスクも対象としており、ソーシャルエンジニアリングやフィッシングなども含まれる。

医療、金融サービス、小売、製造、公共分野など複数分野におけるサービスの提供が可能。個別プロジェクトへの対応のほか、サブスクリプションや、マネージドテストプログラムにてサービスを提供していく。

(Security NEXT - 2016/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告