Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Symantecの企業向け製品やNortonシリーズなどに脆弱性 - 悪用は未確認

Symantecが提供するマルウェア対策製品のファイル解凍エンジンなどに複数の脆弱性が含まれていることがわかった。エンタープライズからコンシューマー向けの製品まで多岐にわたり、同社ではアップデートをリリース。できるだけ早く適用するよう呼びかけている。

米Symantecによれば、「ZIPファイル」の解凍機能における脆弱性「CVE-2016-3646」や、「RAR」ファイルの解凍における「CVE-2016-2207」をはじめ、「CAB」といったファイルの解凍機能や、「MIME」の解析機能などに7件の脆弱性が含まれていることが判明したもの。

20160630_sy_001.jpg
今回判明した脆弱性(表:Symantec)

細工されたファイルを解析するとバッファオーバーフローやメモリ破壊が生じ、アプリケーションがクラッシュしたり、コードを実行されるおそれがあるという。同社は、6月28日の時点で脆弱性の悪用を確認していないとしている。

同社では、脆弱性の判明を受けて、セキュリティアドバイザリを公開。「Symantec Endpoint Protection 12.1 RU6 MP5」などをはじめ、アップデートをリリースしており、セキュリティアドバイザリを確認の上、対象製品はできるだけ早く適用するようアナウンスしている。またノートンシリーズに対しては、LiveUpdateで対応した。

脆弱性の影響を受ける製品は以下のとおり。

脆弱性の影響を受けるエンタープライズ向け製品

Advanced Threat Protection(ATP)
Symantec Data Center Security:Server(SDCS:S)
Symantec Web Security .Cloud
Email Security Server .Cloud(ESS)
Symantec Web Gateway
Symantec Endpoint Protection(SEP)
Symantec Endpoint Protection for Mac(SEP for Mac)
Symantec Endpoint Protection for Linux(SEP for Linux)
Symantec Protection Engine(SPE)
Symantec Protection for SharePoint Servers(SPSS)
Symantec Mail Security for Microsoft Exchange(SMSMSE)
Symantec Mail Security for Domino(SMSDOM)
CSAPI
Symantec Message Gateway(SMG)
Symantec Message Gateway for Service Providers(SMG-SP)

脆弱性の影響を受けるNortonシリーズ

Norton Product Family
Norton AntiVirus
Norton Security
Norton Security with Backup
Norton Internet Security
Norton 360
Norton Security for Mac
Norton Power Eraser(NPE)
Norton Bootable Removal Tool(NBRT)

(Security NEXT - 2016/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、特定文字でクラッシュする脆弱性をアップデートで修正
富士ソフト製モバイルルータに脆弱性 - 緩和策の実施を
「WordPress」にDoS攻撃を受けるおそれ、研究者が指摘
ブラウザ「Edge」に未修正の脆弱性 - 報告から90日経過、Googleが公表
iOS版「LINE」にMITM攻撃可能となる脆弱性 - SDKの脆弱性が影響
Gemalto製ライセンス管理製品に複数脆弱性 - ドングル接続時にFWを開放、RCEのおそれ
「ウイルスバスター」導入環境にdllハイジャックの脆弱性
MS、月例パッチで50件の脆弱性を修正 - 一部公開済みの脆弱性も
「Adobe Acrobat/Reader」にセキュリティ更新 - 脆弱性41件を修正
「Adobe Experience Manager」にセキュリティアップデート