Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Angler EK」で拡散するランサムウェア「CryptXXX」に復号ツール

露Kaspersky Labは、ランサムウェア「CryptXXX」の復号ツールを同社サイトで提供している。

同マルウェアは、端末利用者の意図に関係なく勝手に暗号化し、拡張子を「.crypt」へ変更。復号を条件にビットコインによる金銭の支払いを要求するランサムウェア。

エクスプロイトキット「Angler」を通じ、ウェブサイト経由の感染で4月中旬ごろより拡散しているとみられている。金銭の要求に限らず、感染端末から情報を盗む機能なども備えていた。

同社によれば、「CryptXXX」は、暗号化の方法が不完全であり、これまで同社がランサムウェア「Rannoh」向けの復号ツールとして提供している「RannohDecryptor」であわせて対応したという。

暗号化前の状態であるファイル最低1件以上が必要で、ファイルが多いほど復号できる可能性が高まるという。「RannohDecryptor」は同社サイトよりダウンロードすることができる。

(Security NEXT - 2016/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

38%の企業がセキュリティ投資を増額 - それでも65%は「不足」
アクロニス、バックアップソフトに新版 - ランサム対策を強化
ネットユーザーの6割弱がバックアップ未実施 - 復旧予算は5000円以下が8割
対応コストともなう「サイバー攻撃」「内部犯行」、43.9%が経験
執拗な攻撃で組織へ侵入、感染するランサムウェア「SamSam」 - 被害は約590万ドルに
定例パッチ公開日、盆休みを直撃 - 夏期休暇に備えてセキュリティ対策を
重要インフラの3社に1社でランサム被害 - 11%は感染20台以上
マルウェア配信担う自己拡大型トロイの木馬に警戒 - 復旧に1億円超えも
「情報セキュリティ白書2018」が発売 - PDF版はアンケート回答で無料
ランサムウェアの感染被害が発生、運行には影響なし - 多摩都市モノレール