Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「CryptoWall」による攻撃者の収益は3.2億ドル超 - CTAが初の共同研究

複数のセキュリティベンダーが参加するサイバー脅威アライアンス(Cyber Threat Alliance)は、ランサムウェア「CryptoWall 3」の分析レポートを共同で取りまとめた。

CTAのメンバーが所有する情報を共同研究として調査分析し、取りまとめたもの。同アライアンスには、Fortinet、Intel Security、Palo Alto Networks、Symantecなどが参加。CTAとしてレポートを取りまとめるのは今回がはじめてとなる。

会員企業から収集した同マルウェアの検体は4046件。感染の試行回数は40万6887件で、コマンド&コントロールサーバのやり取りに利用されたURLは、839件だった。また一連の攻撃を通じて攻撃者が得た収益は、3億2500万ドル以上にのぼるとの試算結果をまとめた。

同マルウェアへの対策としては、OSやアプリケーション、ファームウェアのアップデートをはじめ、身に覚えのないメールへの注意、「Java」「Flash Player」「Silverlight」といったブラウザプラグインによる自動実行の無効化、重要なインフラへのアクセス制限などを挙げ、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査
QNAP製NASの脆弱性狙うランサムウェア「eCh0raix」に注意
セキュ投資少ない企業、インシデント潜在化のリスク
高校でランサム被害、セキュリティ強化するも再発 - 川崎市
パッチ適用で終わらぬ「Pulse Secure」脆弱性 - 数カ月後に侵害されたケースも
中堅企業4社に1社、直近3年間にセキュ事故経験
ZyXELのNAS製品にゼロデイ脆弱性 - 悪用コードが闇市場に
2019年のマルウェア届出は259件 - 18件で被害
知人からのメール装い感染狙うランサムウェア「Mailto」に注意
Android向け不正送金マルウェアが進化 - 海外へSMS送信