Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Flash Player」に35件の脆弱性 - 更新が公開

Adobe Systemsは、深刻な脆弱性を解消した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート「APSB15-19」を公開した。「Microsoft Edge」向けのアップデートも含まれる。

20150812_as_001.jpg
35件の脆弱性に対応したAdobe Systems

今回の更新は、バッファオーバーフローやメモリ破壊の脆弱性、型の取り違えによりコード実行される脆弱性、解放済みメモリを使用するいわゆる「use-after-free」の脆弱性など、あわせて35件の脆弱性に対応したセキュリティアップデート。

最大深刻度は「クリティカル」で、すべてのプラットフォームが影響を受ける。悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがある。

同社は「Windows」および「Mac OS X」向けに脆弱性を解消した「同18.0.0.232」を提供。「Internet Explorer」や「Chrome」のほか、「Windows 10」で採用された新ブラウザ「Microsoft Edge」の同梱版についても同バージョンを用意している。

また「Linux」向けに「同11.2.202.508」を公開。「Adobe AIR」や「同SDK」に関しては「同18.0.0.199」をリリースした。

従来、「Windows」「Mac OS X」向けに延長サポートとして「同13」を提供してきたが、今回より「同18」へと延長サポートの対象バージョンを引き上げた。「同13」向けのアップデートは提供されない。

適用優先度は、「Windows」や「Mac OS X」、Linuxを除いたブラウザ同梱版については、72時間以内のアップデートを推奨する3段階中もっとも高い「1」に設定。それ以外については、もっとも低い「3」としている。

(Security NEXT - 2015/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

無線LAN機能を備えた東芝製「FlashAir」に複数の脆弱性
MS、5月の月例セキュリティ更新を公開 - 脆弱性55件を修正
「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - 修正アップデートがリリース
2016年下半期はメール経由の攻撃が2.5倍 - 9割超が「Locky」感染目的
「FlashAir」関連ソフトのインストーラに脆弱性 - 最新版の利用を
MS、月例セキュリティ更新で脆弱性44件を修正 - Officeゼロデイ脆弱性も解消
深刻な脆弱性に対処した「Adobe Flash Player」のアップデート - 72時間以内に更新を
MS、1カ月ぶりの月例パッチを公開 - 公開済み脆弱性や複数ゼロデイ脆弱性に対処
「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - 72時間以内に更新を
「IE」「Edge」にパッチ未提供の脆弱性 - 90日経過でGoogleが公開