IPA、「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)」を正式発足 - 初年度30組織目安に支援

情報処理推進機構(IPA)の「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)」が正式に発足した。今後支援活動を本格化させる。
同機構では、これまでの活動で標的型攻撃へ気付かず、被害が拡大している実態が明らかになったことから、発足の準備を進めていたが、正式に発足したもの。標的型攻撃による被害の拡大や再発を防止したり、諜報活動の連鎖を遮断することを目指して活動を展開する。
具体的には、攻撃内容や感染範囲、想定被害の把握と深刻度のほか、対策についてセキュリティ事業者への移行を前提に助言する。
当初は、独立行政法人、地方独立行政法人、国との関係が深い業界団体のほか、必要に応じて民間企業などを支援。初年度に約30組織への支援を見込んでいるという。
(Security NEXT - 2014/07/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
米当局、「IE」「Excel」「WinRAR」の脆弱性悪用に注意喚起
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
