Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

27件の脆弱性を修正した「iOS 6.1」が公開

Appleは、iPhoneやiPadなど同社のスマートフォンが搭載しているiOSのセキュリティアップデートである「iOS 6.1」の提供を開始した。

今回のアップデートでは、「WebKit」に存在する22件の脆弱性をはじめ、カーネルやWi-Fiに関する脆弱性、Apple ID認証が回避される問題などへ対応した。トルコの認証局が発行した不正な証明書の無効化なども実施しており、対応した脆弱性はあわせて27件に及んでいる。

またこれまでもAppleやMicrosoft、Googleなどへ脆弱性を報告しているMasato Kinugawa氏により報告された「Unicode」用内部コンポーネントの脆弱性が修正された。「EUC-JP」のエンコード処理に問題があり、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける問題が解消されている。

(Security NEXT - 2013/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正