Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Android版ブラウザ「iLunascape」に脆弱性 - 最新版にアップデートを

Android端末向けウェブブラウザ「iLunascape for Android」に、アプリ内の情報が外部へ漏洩する脆弱性が含まれていることがわかった。現在、問題を修正した最新版が公開されている。

アプリにおける「WebViewクラス」に脆弱性が存在するもので、ほかの不正なアプリケーションを利用した場合、iLunascapeのデータ領域にある情報が漏洩する可能性があるという。同アプリのバージョン1.0.4.0およびそれ以前のバージョンが影響を受ける。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの望月岳氏がIPA に報告、JPCERTコーディネーションセンターが開発者との調整を行った。開発者であるLunascapeでは、脆弱性を修正した最新版をGoogle Playにて公開している。

(Security NEXT - 2012/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
Android版「MS Edge」にアップデート - 独自修正も
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局