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トレンドマイクロ、標的型攻撃など検知するネットワーク監視製品 - 不審ファイルは仮想環境で検証

トレンドマイクロは、ネットワーク内の脅威を可視化するセキュリティソリューション「Deep Discovery」を、5月21日より発売する。

同製品は、ネットワークに設置したアプライアンスにより、通信するパケットやメールに添付されたファイルなどを監視し、不正な振る舞いや不正プログラムの感染を早期に把握できるセキュリティソリューション。

定義ファイルやルールによる検知にくわえ、疑いのあるファイルを仮想環境で実行し、危険性を評価することが可能。標的型攻撃など、組織ごとに異なる脅威についても対応する。

システム管理者は、管理画面からリアルタイムに攻撃元のサーバ情報や被害を受けた端末を把握できるほか、自動的に定期レポートを作成することが可能。オプションサービスとして、ログの分析サービスを提供する。

価格は、「同監視センサー」が3年の保守が付属して787万5000円。購入後2年目以降に購入が必要となる「同ソフトウェア・サポート・サービス」が262万5000円。

オプションとして、「インシデントレポート(262万5000円/年)」や「アドバイザリサービス(420万円/年)」「アセスメントサービス(105万円/回)」「基本サービス(78万7500円/年)」を用意。同社では今後1年間に、10億円の売上を目標としている。

(Security NEXT - 2012/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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