Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールに付属するマルウェアの41.1%がポリモーフィック型 - シマンテックレポート

シマンテックは、2月におけるウイルスやスパムの検知状況について取りまとめた。悪質なウェブサイトが前月より増加している。

レポートによれば、同社は2月に、改ざんや悪意を持って作成されたあらたなマルウェア配布サイトを1日あたり2305件検知した。前月から増加したものの、2011年後半と比較するとあらたにブロックされるサイトの件数は大きく減少している。

しかしながら、ウェブ上で配布されるマルウェアの数そのものは増加しており、少数のサイトでマルウェアを拡散させるケースが多いという。

ウイルスに感染させることを目的としたメールの割合は0.37%で、前月より0.03ポイント減少。274通に1通の割合で送信されている。そのうち不正サイトへのリンクを含むメールは27.4%で、前月よりわずかに減少した。

メール感染型マルウェアで最も多く検知されたのは「Exploit/SpoofBBB」で前月と同様だったが、全体に占める割合は減少している。

一方、定義ファイルベースのセキュリティ対策をすり抜けるためにコードを変化させるポリモーフィック型マルウェアの割合が上昇しており、2月はメール感染型マルウェアの41.1%を占めた。

全メールに占めるスパムの割合は68%で、前月より1ポイント減少した。バレンタインデー関連のスパムが目立ち、バレンタイン1週間前には関連スパムの量が1日平均3.5倍になった。フィッシングメールの割合は0.28%で、前月から0.01ポイント増加している。

国内では、ウイルス感染メールは1167通に1通、フィッシングについても4762通に1通と、ワールドワイドと比較して低い水準ながらも、前月より割合は上昇している。スパムは65.1%で、前月より減少した。

(Security NEXT - 2012/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

脆弱な「phpMyAdmin」の探索行為を多数観測 - IIJ
2018年はランサム活動が縮小 - RaaSの「GandCrab」に活発な動き
2019年1Qはインシデントが増加 - 「スキャン」「マルウェアサイト」など
特定ルーター狙う攻撃が8割以上 - 「ThinkPHP」も標的に
個人の半数がデータ消失経験 - 1割はバックアップせず
2割強の企業が過去1年間にPCやスマホ紛失を経験
Androidマルウェア、検知数が 前年比約1.7倍に - 新種ランサムは9分の1
2018年はDDoS攻撃26%増、「じゅうたん爆撃DDoS攻撃」など巧妙化
アダルトサイト有料会員狙う攻撃が拡大 - ダークウェブで売買されるアカウント
警察庁、年間6740件の標的型攻撃を把握 - 9割は「ばらまき型」