政府関連サイトにサイバー攻撃 - 中国サイトに攻撃呼びかける書き込み
9月17日から翌18日にかけて国内政府機関のウェブサイトにサイバー攻撃があり、一時的に閲覧しにくい状態が発生した。
今回のサイバー攻撃は、中国国内において満州事変80周年にあたる9月18日に、日本の政府機関に対する攻撃を呼びかける書き込みが、中国国内のチャットサイトなどを通じて行われたことが原因だと見られている。
警察庁によれば、攻撃対象とされた人事院や政府インターネットテレビ、政府公報オンラインで、9月17日から翌18日にかけて一時つながりにくい状態が発生した。
また検索サイト「百度」の掲示板では、金融機関や教育機関など複数民間事業者も攻撃対象に挙げられており、一部で改ざん被害が生じたという。
警察庁では、ウェブサイトの監視体制を強化し、関連情報の収集を進めている。また関連する政府機関に対して注意を呼びかけるとともに、被害を受けた事業者へ助言などを行っている。
(Security NEXT - 2011/09/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大
サイバー攻撃でシステム障害、調査や復旧急ぐ - アサヒグループHD
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸
工作機械メーカーのオークマ、ドイツ子会社でランサム被害
SonicWallのクラウドバックアップに攻撃 - FW情報が漏洩
シフト管理SaaSに攻撃、従業員情報が流出 - スターバックス
委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響