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eBayへのフィッシング攻撃が半減、Facebookが2位 - Kasperskyレポート

攻撃対象となった企業のトップはPayPalだったが、前月から6ポイント減少した。またeBayへの攻撃が半減し、順位が4位に後退。それに代わって、FacebookとSantanderが2位と3位に浮上したという。

また4月には、全メールの3.7%に悪質なファイルが検知され、前月から0.4ポイントの増加となった。マルウェアを含むメールの割合が最も多かったのは米国で、ロシア、英国と続く。日本は2.5%で10位だった。

メール送信されたマルウェアのトップは、偽ウイルス対策ソフトの圧縮に利用される「Packed.Win32.Katusha.n」だった。また5位には、偽ウイルス対策ソフトをダウンロードする「Trojan-Downloader.Win32.FraudLoad.hxv」が入っている。

(Security NEXT - 2011/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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