Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2023年4Qにおけるtelnetの探索、12月下旬は10月初旬の3倍に

JPCERTコーディネーションセンターは、2023年第4四半期に観測用センサーで収集した攻撃パケットの状況を取りまとめた。「TCP23番ポート」宛てのパケットが2023年12月下旬に増加したという。

同四半期に同センターが設置するセンサーで観測した攻撃パケットの状況を取りまとめたもの。「telnet」に用いる「TCP 23番ポート」宛てに送信されたパケットが前四半期に引き続き最多となっており、58%にのぼる。

パケット数の推移を見ると前半から後半に向けて増加傾向にあり、10月初旬と比較すると12月下旬は約3倍のパケットが観測されたという。一部はネットワークストレージ(NAS)や無線LANルータ、デジタルビデオレコーダー(DVR)などの機器より送信されている。

次に多かったのは、SSHで使用する「TCP 22番ポート(6%)」。10月8日から11月末にかけて探索回数が増加した。SMBで使用する「TCP 445番」とNoSQLデータベース「Redis」で使用される「TCP 6379番ポートがともに4%で続いている。

「TCP 56575番ポート」の探索頻度が10月7日ごろより上昇した。同じ探索元より「TCP 22番ポート」が探索されるケースが多かったという。

探索元の機器にウェブブラウザでアクセスし、表示されるページを確認したところ、ほぼすべてにおいてDVRが稼働していた。インターネット経由で侵害を受けた結果、何らかのマルウェアが埋め込まれ、稼働しているものと同センターでは分析している。

(Security NEXT - 2024/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

都スタートアップ支援拠点のサイトが改ざん - 影響など詳細を調査
相次ぐ脆弱性の悪用、ゼロデイ攻撃も - 悪用リスト登録が週明け以降7件
「NVIDIA runx」に脆弱性 - サポート終了により修正予定なし
「SolarWinds WHD」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Ivanti EPMM」にゼロデイ脆弱性、悪用確認 - パッチ適用や侵害調査を
ファンクラブ会員メールに他人氏名、事務局ミスで - 大阪ブルテオン
Windows環境の「Symfony」でシェル経由処理に問題 - 破壊的操作のおそれ
生活保護関連書類持ち帰り家庭ゴミとして処分、情報流出や未支給も - 旭川市
「セキュリティ10大脅威2026」発表 - 多岐にわたる脅威「AIリスク」が初選出
雑誌のアンケート回答者情報が流出した可能性 - DMMグループ出版社