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「破壊型」ウイルス製造による器物破損で逮捕 - 他ウイルス関連事件で執行猶予中に

PC内部のファイルを破壊するウイルスを作成し、ファイル共有ソフト「Winny」などで流通させた大阪府泉佐野市在住の男性が、警視庁に器物破損容疑で逮捕された。

今回逮捕された男性は、トロイの木馬である「TROJ_TACO」を作成して配布。北海道の男性へ感染させ、PC内のデータを破壊したとして器物破損に問われている。

問題のウイルスは、感染後にファイルを魚介の画像を書き換えることから、通称「タコイカウイルス」などと呼ばれている。男性が2009年7月ごろに作成したと見られており、同年12月にセキュリティベンダーが確認。情報処理推進機構にも被害相談が寄せらていた。

ファイル共有ソフトでは、感染したPC内部の情報を外部へ漏洩する「暴露型」ウイルスが有名だが、タコイカウイルスは「破壊型」ウイルスで、書き換えられたファイルを復旧することが困難になる。動画ファイルに偽装して配布され、データの破壊だけでなく他ウイルスを作成し、外部へ情報を送信していたと見られている。

逮捕された男性は、通称「原田ウイルス」の作成者で知られ、アニメ画像をウイルスに利用し、ファイル共有ソフト上へ流通させたとして逮捕。2008年1月に著作権法違反や名誉毀損による有罪判決を受け、執行猶予中だった。

(Security NEXT - 2010/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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