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2月のフィッシング攻撃、過去最悪となった1月に続き高水準

RSAセキュリティは、2月に発生したフィッシング攻撃の状況を取りまとめた。過去最悪となった1月から微減と依然高い水準で推移しているという。

フィッシングの攻撃数は、前月の1万8820件からわずかに減少したものの、1万8503件と高水準で過去2番目に多い結果となった。ブランドが悪用された企業は282件で前月281件からほぼ横ばい。

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攻撃手法としては、ウェブサイトの乗っ取りが前回より8ポイント増加し、70%と大半を占めた。ボットネットを利用するFast-flux型攻撃は、全体の5%と以前に比べるとかなり低い値となっているが、同社の分析では「フィッシング攻撃よりトロイの木馬の配布に利用されている」ためだという。

被害国としては、米国、英国がそれあぞれ43%、36%と大半を占める状況は変わっていない。3位は南アフリカの7%が続いている。現時点でワールドカップに便乗するフィッシングは見つかっていないが、今後注意する必要がある。

変化が見られたのは、ホスティング国の割合で米国が51%でもっとも多く4カ月連続でトップだったが、15.5%で韓国が2位となった。

(Security NEXT - 2010/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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