Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報セキュリティ対策で近くて遠い国「中国」

※本記事はメールマガジン「3分で読める! 今週のITセキュリティ」2009年7月10日号に掲載されたものです。

国内企業は、日々情報セキュリティ対策に取り組んでいる。情報漏洩ひとつ取っても、操作ミスや紛失といった過失から、外部からの攻撃や内部関係者による持ち出しといった故意まで脅威もさまざまだ。

こうした情報セキュリティの脅威へ効率よく対応していくには、管理者と実務者の協力が重要だが、国内とは異なる慣習がある海外となると話は複雑となる。

実際に悩みを持つ企業は少なくない。NRIセキュアテクノロジーズが2008年に実施した意識調査では、「情報セキュリティ対策の推進にあたり困っている点」として、回答した5社に1社は、「海外拠点との統一的なセキュリティ対策が実施しにくい」ことを挙げている。

NRIセキュアテクノロジーズでは今年4月、中国において本格展開をスタートさせ、現地への対応を強化しており、現地法人や現地企業との合弁など、あらたな市場を求めて中国へ進出する日系企業に対し、情報セキュリティに関するインタビューを実施している。

インタビューを実施した同社事業開発部長の工藤眞一氏によれば、現地の印象として日本側の要望もあるためか、インフラ面では「想像以上に対策をしっかり実施している企業」も少なくないという。一方でドアが開けっ放しで多数の業者が出入りしているなど運用面の穴も明らかになっている。

090715ns.jpg
工藤眞一氏

(Security NEXT - 2009/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

リスト用いたなりすましの会員登録申請が発生 - フフルル
NEDO、重要インフラ事業者間の情報共有基盤を開発 - 日立がサービス化
学生の個人情報含むUSBメモリを紛失、一部にテスト結果も - 大阪電通大
2017年の新種ランサムウェア、前年比62%増 - 「WannaCrypt」検出、日本は2位
料金の未納状況など含む給水停止一覧表を紛失 - 柴田町
海外子会社に不正アクセス、顧客情報流出の可能性 - 野村HD
米政府、北朝鮮政府関与のトロイの木馬「TYPEFRAME」を警告 - 米朝対話の裏で駆け引き
「Flash Player」狙いのゼロデイ攻撃、3カ月前から準備か - 給与関連書類を偽装、C&Cは偽求人サイト
緊急対応支援、「サーバ不正侵入」が半数超 - 仮想通貨発掘スクリプトが埋め込まれる被害も
2017年の個人情報漏洩は386件、想定損害賠償額は1914億円 - JNSAまとめ