Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を

NETGEARが提供する一部ルータ製品に認証をバイパスされるおそれがある脆弱性が明らかとなった。同社はファームウェアのアップデートを強く推奨している。

同社が「Nighthawkシリーズ」として展開しているルータの一部モデル「RAX40」「同38」「同35」にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2023-27368」が明らかとなったもの。

ローカルネットワーク経由でこれら製品にアクセスできる場合、認証をバイパスされるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.4」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。

同脆弱性は、ゼロゼロワンの早川宙也氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、調整を経て公開された。

同社では、脆弱性を修正したファームウェア「バージョン1.0.6.106」を提供しており、できるだけ早く最新のファームウェアへアップデートするよう強く推奨している。

(Security NEXT - 2024/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県
廃棄物運搬事業者への事務連絡メールで誤送信 - 横須賀市
Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
「改訂新版セキュリティエンジニアの教科書」が発売 - 日本シーサート協議会
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加