個人情報インシデントは過去最高の1373件 – 小規模事故の公表進む
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、個人情報漏洩事件の発生状況について調査し、「2008年度 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」として取りまとめ、発表した。
同調査は、新聞やインターネットで報道された個人情報関連インシデントについて同協会WGが調査を実施しているもので、今回で7回目。
同報告書によれば、インシデント件数は前回調査から509件増加し、1373件と過去最多を記録したという。一方漏洩人数は、2007年の3053万1004人分から大きく減少し、723万2763人分と2005年以降最低となった。想定損害賠償総額は2367億円で、前回跳ね上がった2兆2711億円から減少している。
業種としては、181件から469件へ増加した公務が全体の34.2%でトップ。事故について公表するケースが増えたことが影響したと同協会では分析している。教育関連の13%、金融・保険が11.6%と続いている。
原因については件数ベースで見ると誤操作がトップで35.2%。次いで22.2%の管理ミスだった。一方人数ベースだと管理ミスが68.9%と最も多く、不正アクセスが12%が続いている。漏洩件数のインシデントのトップ10のうち、8件も管理ミスが原因だった。
(Security NEXT - 2009/07/01 )
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