ランサムウェアの攻撃が巧妙化、送金に「SMSサービス」を悪用 – Doctor Web調べ
ネットフォレストは、Doctor Webがまとめた5月のウイルスやスパムの傾向について発表した。ランサムウェアの攻撃がより巧妙化しているという。
Doctor Webは前月のレポートで、ファイルを暗号化してデータの復元を引き替えに金銭を要求する「ランサムウェア」の拡大を伝えたが、今月も先月と同様の割合で発生しており、より巧妙なソーシャルエンジニアリングの手法を利用するなど攻撃が巧妙化しているという。
こうした攻撃には、「SMSメッセージ」による送金サービスが集金に悪用されている。しかもランサムウェアに解除する機能が含まれていない場合や、金銭を送付しても解除コードが送られてこないなど悪質で、同社では「Trojan.PGPCoder」「Trojan.Encoder」などこうしたマルウェアの被害に遭った利用者に対し、無償の復号ソフトを提供している。
また同社によれば、システムのリセットをカウントダウンし、データの損失を理由に脅すマルウェアも登場しているほか、5月は新種のルートキットも確認された。
迷惑メールについても4月から横ばいだが、迷惑メールの配信サービスを広告する内容が目立っている。また世界的な不況を背景に、根拠がない儲け話による詐欺メールやマルチ商法のメールも増加した。
同社がまとめたウイルスの検出状況は以下のとおり。
ユーザーPC上の検出ウイルス
1位:Win32.HLLM.Netsky.35328
2位:Win32.HLLM.Beagle
3位:Win32.HLLM.MyDoom.33808
4位:Win32.HLLM.Netsky.28672
5位:Win32.HLLM.MyDoom.44
6位:Win32.HLLM.Netsky.based
7位:Win32.HLLM.Perf
8位:Win32.HLLM.MyDoom.based
9位:Trojan.MulDrop.19648
10位:Win32.HLLM.Beagle.32768
ユーザーPC上の検出ウイルス
1位:Win32.HLLW.Shadow.based
2位:Win32.HLLW.Gavir.ini
3位:Trojan.AuxSpy.13
4位:VBS.Generic.548
5位:Win32.HLLW.Autoruner.2536
6位:Win32.HLLW.Autoruner.5555
7位:DDoS.Kardraw
8位:Trojan.DownLoad.35128
9位:Trojan.DownLoader.42350
10位:Win32.Sector.17
(Security NEXT - 2009/06/10 )
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