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Kaspersky Labs Japanは、5月に同社ネットワーク「Kaspersky Security Network(KSN)」が検知したマルウェアなどの状況について取りまとめ、ランキングを発表した。
同社によれば、ユーザーのPC上で検知されたマルウェアおよびアドウェアの総数は4万2520件で、4月の4万5190件から減少した。
ランキングの1位はWindowsの脆弱性を悪用する「Net-Worm.Win32.Kido.ih」、2位は「Virus.Win32.Sality.aa」。さらに「Trojan-Dropper.Win32.Flystud.ko」が3位に続いており、いずれも4月と同順となった。またこれ以外についてもランキング上位で目立った変化はなかった。
20位以内で新規にランクインしたのは、17位の「P2P-Worm.Win32.Palevo.ddm」。同ワームはP2Pネットワークやリムーバブルメディア経由で感染するもので、拡散の範囲が広がっているという。また18位にも「Trojan.Win32.Swizzor.a」があらたにランクイン。コードを難読化したり感染したシステム上で自身を隠す。亜種が次々と作り出されていることから、感染オブジェクトによるランキングでも20位にランクインした。
トップ20に入っているプログラムを種類別に見ると、自己増殖型のウイルスが45%を占め、トロイの木馬が30%を占めている。この割合に大きな変動はなく、増減は5%の範囲内に留まっている。
一方、感染オブジェクトによるランキングでは、3位に「Trojan-Clicker.HTML.IFrame.aga」が新規ランクインするなど、変化を見せた。同ウイルスはIFrameの亜種で、4位の「Virus.Win32.Virut.ce」がウェブページの感染に利用している。また18位には、Salityの最新の亜種である「Virus.Win32.Sality.ae」が入っている。まだ順位は低いが、今後感染を広げて順位を上げると同社では予測している。
1位:Net-Worm.Win32.Kido.ih
2位:Virus.Win32.Sality.aa
3位:Trojan-Dropper.Win32.Flystud.ko
4位:Trojan.Win32.AutoIt.ci
5位:Trojan.JS.Agent.xy
6位:Exploit.HTML.CodeBaseExec
7位:Trojan-Downloader.Win32.VB.eql
8位:Trojan.Win32.Chifrax.a
9位:Virus.Win32.Virut.ce
10位:Virus.Win32.Sality.z
1位:Virus.Win32.Sality.aa
2位:Worm.Win32.Mabezat.b
3位:Trojan-Clicker.HTML.IFrame.aga
4位:Virus.Win32.Virut.ce
5位:Net-Worm.Win32.Nimda
6位:Virus.Win32.Xorer.du
7位:Virus.Win32.Sality.z
8位:Virus.Win32.Parite.b
9位:Virus.Win32.Alman.b
10位:Virus.Win32.Virut.q
Kaspersky Labs Japan
http://www.kaspersky.co.jp/
(Security NEXT - 2009/06/04更新)