IEの脆弱性、全バージョンに影響 - MSがアドバイザリを更新
マイクロソフトは、今月11日に「Internet Explorer 7」に関する脆弱性についてアドバイザリを公開したが、内容を更新し、サポート中の全バージョンに影響があることを明らかにした。
脆弱性が含まれるのは、「Internet Explorer 5.01 Service Pack 4」「Internet Explorer 6 Service Pack 1」「Internet Explorer 6」「Internet Explorer 8 Beta 2」。同社によれば、不正なウェブサイトへ誘引することで脆弱性を攻撃された場合、ユーザー権限を奪取されるおそれがある。
Windows Vistaを利用している場合は、「IE 7」や「IE 8 Beta」を保護モードにで利用した場合、リスクを抑えることが可能だという。同社では調査を進めており、セキュリティ更新プログラムの提供など対策を実施する予定。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (961051)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/961051.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/12/12 )
ツイート
PR
関連記事
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
