Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパムの5通に1通は「Storm Worm」のボットネット経由で発信

MessageLabsによれば、Storm Wormのボットネットによるウイルスメールやフィッシングメールが増加傾向にあるという。

同社が3月に検知したウイルスやスパムなどについて関してとりまとめたもの。全世界のメールのスパム率は73.8%で、前月に比べ1.1ポイント増加、日本国内のスパム率はやや低く65.5%だった。世界的にウイルス率も減少傾向にあり0.59%で、日本は0.39%だった。

今月同社が注意を呼びかけているのが、Strom Wormのボット経由で発信されたスパムメールで、1月以降400万通以上を確認しており、2008年第1四半期におけるスパム全体の20%に達している。

男性の不安心理につけ込む薬品の広告など、性的な内容やレプリカ時計の押し売りなどで8割近くを占め、シグネチャによる検出を避けるために画像や件名が頻繁に変更されているという。

また同社では、マルウェアやスパイウェアに感染するおそれがある有害なサイトについては、1日あたり平均595件を特定した。ウェブベースのマルウェアのうち、9.2%が3月に発見されたものだった。

さらに今回のレポートで同社は、SNSサイトに対する企業のスタンスが変化していると指摘。「Facebook.com」を例に挙げ、積極的にアクセスを許可する企業は3%であるのに対し、ブロックする企業は11%に達するなど、潜在的な危険に気が付き、防御策への取り組みが増えていると報告している。

(Security NEXT - 2008/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DDoS攻撃の踏み台、国内に少なくとも20万弱 - ボットは962件
5月中旬から「TCP 37215番ポート」宛パケット増加 - 「Mirai」亜種か
Wi-Fi対応ストレージ製品の脆弱性狙うアクセス増 - 国内IPアドレスからも
不正ログインで狙われるゲームアカウント - RMTで換金
アダルトサイト有料会員狙う攻撃が拡大 - ダークウェブで売買されるアカウント
32764番と37215番ポートへのアクセス増 - 複数メーカーのルータ脆弱性狙いか
複数ポートで「Mirai」のアクセス増を観測 - ブロックチェーン「EOS」の秘密鍵狙う動きも
総務省、「Shodan」同等の調査システムを構築 - 国内IPアドレス6%が応答
マルウェア亜種の減少傾向続く - マルウェアメールの割合は上昇
国内企業の2割、「DDoS」被害経験 - ランサムウェアは7%