Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

利用者情報を無断送信するソフトを公開中止 - ベクター

オンラインソフトのポータルサイトを運営するベクターは、一部ソフトが利用者の許可なくユーザー情報を取得し、作者に送信していたとして公開を中止した。

問題が判明したソフトウェアは、同一の作者が開発した「DDChecker 5.2.2」「同5.3」「TN Player 1.0.2」「同1.0.4」の4作品。同ポータル経由で、のべ721回ダウンロードされている。同作者は9タイトル111バージョンを公開しているが、ベクターの調査では4作品以外に問題はなかったという。

送信されていたのは、ソフトウェアの「シリアル番号」や「バージョン」のほか、パソコンの「MACアドレス」「CPU」「メモリ容量」「コンピュータ名」「OS」「ID番号」「メーカー名」「機種名」「使用者名」 。データは、ソフトの登録時やバージョンの変更時、毎月最初の利用時などに送信されるという。

作者は自身のウェブサイトで、情報の取得について、シェアウェアの不正利用防止や利用者の環境を把握するためだったと釈明。利用環境を把握する行為については、スパイウェアと同等の行為との指摘を認め、認識に誤りがあったとして謝罪を表明した。

今後は、情報の送信について確認画面を表示するよう変更。添付される文書でも取得データや利用目的を明示する。またデータについては、シリアルの有効性を確認するために必要な情報以外を削除した。ただし不正番号を使用を試みたパソコンの使用者名については記録を残すという。

(Security NEXT - 2008/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NVIDIA「VIRTIO-Net」に脆弱性 - VM利用者によるコード実行のおそれ
「Adobe Bridge」「Adobe Format Plugins」に脆弱性 - 修正版を公開
高校で生徒証明写真データ含む光ディスクを紛失 - 大阪府
製品サイトが侵害、サーバ内に個人情報も - ナカバヤシ
メール本文に講座受講者メアドを誤記載 - 茨城県立こころの医療センター
通販サイトにサイバー攻撃、個人情報流出の可能性 - ANAグループ会社
Apple、「iOS 26.6」「iPadOS 26.6」公開 - 脆弱性87件を修正
2026年2Qの脆弱性DB登録、約13%増となる1万3131件
「TeamCity」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「VeloCloud Orchestrator」に脆弱性、悪用を確認 - 侵害調査を