Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

行政情報がWinny経由でネット流出の可能性 - さいたま市

さいたま市北消防署の行政情報が、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて外部へ流出した可能性があることがわかった。

3月2日に同消防署に対し、インターネット上への漏洩を指摘する匿名のファックスが送付されたもので、同市が調査を行ったところ、職員が仕事のためにデータをUSBメモリで自宅へ持ち帰り、私用パソコンで利用していたことが判明。インストールされていた「Winny」を通じて外部に流出した可能性があることがわかったという。

流出した可能性があるのは、質問調書や署内共通ファイル一覧、業務予定表といった行政文書で、質問調書には、氏名や住所、電話番号、年齢、職業といった個人情報2件が含まれていた。同市では、関係者に対して事情を説明し、事故について調査を進めている。

(Security NEXT - 2008/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
募金サイトで他人クレカ番号による少額寄付 - 利用できるか確認か