ディアイティ、WinnyやShare上の流出ファイルを追跡する「P2PChaser」を開発
ディアイティは、ファイル交換ソフトのネットワーク上に流出したファイルを追跡する「P2PChaser」や、PC上の情報ファイルを管理する「FileChaser」など、情報漏洩対策を支援するソリューションを開発した。2008年1月より提供を開始する予定。
「P2PChaser」は、「Winny」や「Share」といったファイル交換ソフトのネットワーク上に機密情報などを含むファイルが流出した際、流出元やファイルの拡散状況を追跡するソリューション。P2Pネットワーク上のファイルに対してキーワードによる検索を行い、亜種を含む流出ファイルの情報を収集する。
ファイル名やサイズ、ハッシュ、IPアドレス、ドメイン情報など、流出ファイルを所有しているノード情報の表示機能を搭載。追跡結果はCSV形式のレポートとして提供される。
「FileChaser」は、従業員が使用しているパソコン内を検索し、管理者が機密情報として設定したファイルの有無を調査して報告書を作成するソリューション。メールの添付ファイルや圧縮ファイル、プログラムソースファイル、ヘッダファイルにも対応する。
(Security NEXT - 2007/12/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
生徒の個人情報含む資料が教室で所在不明に - 都立高
元従業員が顧客情報を不正持出、貸与PC点検で判明 - T&Dリース
新商品を発売延期、サイバー攻撃の影響で - アサヒグループ
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
委託業者がメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 静岡県