IEの脆弱性を悪用する「VBS/Psyme」がランキングのトップに – マカフィー調査
マカフィーは、10月に同社データセンターが検知したウイルスや不審なプログラムの状況をまとめた。先月まで猛威を振るっていた「W32/Zhelatin.gen!eml」に代わり、「VBS/Psyme」がランキングのトップとなった。
同レポートによると、ウイルスでは、検知企業数およびマシン数において、半数以上をトロイの木馬が占めるという状況が続いている。7月に発見され、8月と9月に猛威を振るった「W32/Zhelatin.gen!eml」に代わり、「VBS/Psyme」がランキングのトップとなった。
同ウイルスは、2003年に発見されたトロイの木馬で、IEの脆弱性を悪用して不正なプログラムをダウンロードさせる。また「W32/Zhelatin.gen!eml」も、先月より検知数が減ったとはいえ、依然ランキングの上位をキープ。同ウイルスはスパムメールとして流通し、メール本文のリンクから不正サイトへ誘導する。脆弱性が解消されていないと、サイトにアクセスしただけで感染するため、引き続き警戒が必要だとしている。
不審プログラムでは、トップ10の半数をアドウェアが占めた。ランキングの上位に入った「Exploit-MIME.gen」や「GenericPUP」などのように、類似しているため種別が困難なものが増加しているという。また、特に固有名を与えられていないプログラムでも、情報漏洩を引き起こす危険性のあるものが多いため、十分な対策が必要だとしている。
同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。
ウイルス
1位:VBS/Psyme
2位:Generic!atr
3位:W32/Zhelatin.gen!eml
4位:JS/Exploit-BO.gen
5位:AdClicker-EG
6位:JS/Wonka
7位:Spy-Agent.bv.dldr
8位:X97M/Laroux.a.gen
9位:Exploit-ANIfile.c
10位:JS/Downloader-AUD
不審なプログラム
1位:Exploit-MIME.gen.c
2位:Generic PUP.g
3位:Adware-Baidu
4位:Adware-GAIN
5位:Winfixer
6位:Generic PUP.e
7位:Adware-SaveNow
8位:DriveCleaner
9位:Adware-HotBar
10位:Adware-GAIN.lnk
(Security NEXT - 2007/11/09 )
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