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委託先で個人情報保存した端末がひったくり被害に - 東京ガス

東京ガスは、9月12日に業務委託先がひったくり被害に遭い、個人情報を紛失したと発表した。

ガスメーターの検針を委託している南和カスタマーサービスの従業員が都内でひったくりの被害に遭ったもので、バイクに乗った2人組が自転車のかごから業務用の端末を鞄ごと持ち去ったという。東京ガスでは13日に事故の報告を受けた。

端末には、375世帯分の情報が保存されており、氏名や住所、電話番号、ガス使用量、請求額、領収額のほか、一部では口座番号といった個人情報が保存されていた。

東京ガスによると、データについても暗号化されており、端末の利用にはIDや暗証番号が必要で、10回誤ると自動的に消去されるという。同社では事件を受け、関係する顧客へ個別に謝罪する。

(Security NEXT - 2007/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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