阿波銀行、約5万7000件の顧客情報含む帳票を紛失
阿波銀行は、56支店およびグループ会社3社において、約5万7000名分の顧客情報が記載された帳票などの紛失が判明したと発表した。誤廃棄の可能性が高いとしている。
所在不明となっているのは、同行の56支店で取り扱った文書や還元帳票など。顧客約5万6518名の氏名、住所、生年月日などが記載されている。また、同行のグループ会社3社でも同様の紛失が判明した。顧客約615名の氏名、住所、生年月日が記載されていたという。
顧客情報を一元管理する「保存文書管理システム」への移行過程において、今回の紛失が判明した。同行では不正持ちだしの形跡がなかったとして誤廃棄の可能性が高いと結論付けている。今後は再発防止に向け、顧客情報が記載された文書の集中保管や電子化に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2007/03/16 )
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