Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

4596件の顧客情報記したマイクロフィルムが所在不明に - 呉信金

呉信用金庫は、旧和庄支店で扱った顧客情報を含むマイクロフィルムを紛失したと発表した。

所在がわからなくなっているフィルムは、コムフィッシュと呼ばれるマイクロフィルム。1990年から1999年までに旧和庄支店が扱った顧客情報を記録したもの。法人や個人など4596件の顧客情報を記載されており、氏名、住所、電話番号のほか、口座番号や取り引き履歴なども含まれる。

現在、旧和庄支店は和庄出張所となっており本店営業部が管理しているが、顧客の依頼により旧支店の情報について調査するため同営業部の金庫内を確認したところ、同フィルムの紛失がわかったという。原本は本部に別途保存してあった。

同庫では、保存期間を経過した書類と一緒に焼却した可能性が高いと結論づけており、顧客に対しては個別に事情を説明、謝罪しているという。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ