学生向けサイトで情報流出や改ざん被害が発生 - 京都大学
京都大学は、学生向け情報サイト「クラシス」に不具合が発生し、学生88名の個人情報が他の学生に閲覧可能な状態になっていたことを明らかにした。
同大学によれば、4月20日午後7時から4月21日午前9時30分の間、同大学サイトにおいて、本来ならば本人しか閲覧できない情報が他学内関係者に公開されてしまうという不具合が発生したという。
これにより、学生88名の氏名、メールアドレス、電話番号、履修登録状況などが他の学生657名に閲覧されたおそれがあり、さらに流出した88名のうち37名のデータ改ざんが確認された。
同大学では、流出の対象となった学生に対し謝罪のメールを送るとともに、同システムを利用している学生に対しても経緯を説明するメールを送付。原因であるシステムの不具合はすでに解消しているという。
(Security NEXT - 2006/04/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
関係者向けメールを誤送信、訂正メール急いで発生 - 鳥取県
リフォーム業者口コミサイト、一部顧客情報が流出した可能性
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
