Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

チューリッヒ生命、顧客情報記載の請求書などを紛失

チューリッヒ生命は、顧客が給付金および解約などを請求する際に提出される書類の紛失が判明したと発表した。

同社によれば、2004年から2005年までの間、給付金および解約などを請求する際に提出される請求書30件分の紛失が判明した。これを受けて、個人情報が記載されている書類の保管状況を調査した結果、保険金や給付金などの請求書類のうち、1178件のデジタル画像を収めたCD-ROMなどの紛失が明らかになった。

社内調査の結果、紛失した書類は社内で誤って破棄した可能性が高いとしている。同社では問い合わせ窓口を設置するとともに、再発防止に向けて、内部管理体制の強化と情報管理の徹底を実施するとしている。

(Security NEXT - 2005/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県