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中学校で成績含む資料が約2カ月間放置状態に、生徒が発見 - 横浜市

横浜市は、市立中学校において、生徒の氏名や成績情報、友人関係などが記載されたクラス分け資料が、空き教室に一時放置されていたことを公表した。

同市によれば、2018年度1年生のクラス分け資料が、空き教室の机の中に放置されているのを、同校の生徒が発見したもの。問題の資料は、3月20日の職員会議で使用されたもので、1年生102人の氏名や性別、小学校での成績、友人関係などが記載されていた。

職員会議の終了後、会議参加者に配布した資料については担当教諭が回収、シュレッダーで裁断したが、自分用の資料を会議を行った空き教室に置き忘れてしまったという。5月30日に同教室を使用した生徒が発見、職員に届けた。同教室は、通常施錠されており、3年生の女子が保健体育の際、更衣室として使用している。

同校では対象となる生徒の家庭訪問を行って、説明と謝罪を実施。また、保護者説明会を開いてあらためて説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2018/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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