トヨタのネット接続サービス、アクセスキーが公開ソースコード内に - 情報流出の可能性
トヨタ自動車とトヨタコネクティッドが提供するコネクティッドサービス「T-Connect」の一部契約者に関する個人情報が、外部に流出した可能性があることがわかった。
顧客のメールアドレスや顧客管理番号29万6019件が外部に流出した可能性があることが明らかとなったもの。2017年7月以降に「T-Connect」のユーザーサイトでメールアドレスを登録した顧客が対象となる。
「T-Connect」のユーザーサイトに関する一部ソースコードが、2017年12月以降、開発プラットフォームである「GitHub」上に公開され、第三者がアクセスできる状態となっていたことが9月15日に判明。ソースコード内にデータサーバのアクセスキーが含まれていた。
調査においてデータサーバのアクセス履歴から第三者のアクセスは確認できず、不正に利用されたとの情報もないが、外部に流出した可能性を否定できない状況にあるという。
原因は、「T-Connect」のウェブサイトを開発する委託先が規則に反し、2017年12月に誤ってソースコードの一部を公開設定のままGitHub上へアップロードしていたもので、気が付かずそのまま放置されていた。
(Security NEXT - 2022/10/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響

