個人情報含む文書保存箱を避難通路に放置、住民から指摘 - 足立区
東京都足立区は、個人情報など含む文書の保存箱を非常用避難通路に放置していたことを明らかにした。
同区によれば、3月14日にスポーツ振興課がレイアウト変更作業を行った際、学校開放利用申請書約1万6000件を保存箱に移し、同じフロアの非常用避難通路に置いたが、作業終了後もそのまま放置されていた。
申請書には申請者の氏名や住所、電話番号などが記載されている。職員はこれら申請書を翌日以降に庁外の文書保管庫へ移送し、4月の文書廃棄日まで保管することを予定していたという。
非常用避難通路は区職員以外も出入りすることが可能で、同月19日に申請書の個人情報が閲覧できる状態にあると住民から指摘があり、問題が発覚。指摘を受けて同区では文書を保管庫へ移送した。
(Security NEXT - 2024/06/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
