MS&Consulting、登録者情報約57万件が流出か - あらたな可能性判明で件数修正
覆面調査サービスを手がけるMS&Consultingは、同社ウェブサイトが不正アクセスを受け、一部登録者情報が外部に流出した可能性がある問題で、個人情報の件数を当初発表していた6119件から、約57万件へと修正した。

調査結果を公表したMS&Consultingのウェブサイト
同社が運営するウェブサイト「ミステリーショッピングリサーチ」が不正アクセスを受けたもの。5月13日に情報流出が判明したとして事態を公表。フォレンジック調査や検証作業などを進めていた。
5月14日の当初発表では、不正アクセスを受けた時期について5月2日2時過ぎから同日13時半前としていたが、その後の調査で5月2日以前にも同様の不正アクセスを受けており、情報が流出した可能性があることが判明した。
今回の不正アクセスは、「SQLインジェクション」攻撃によるもので、流出の可能性がある情報は、2000年5月から2018年5月2日までに登録された情報で、当初発表していた6119件から約57万件に修正。メールアドレスやパスワード、電話番号などが含まれる。
同社では、外部事業者による脆弱性検査を実施。設定に誤りがあった「ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)」についても修正した。また同サイトに登録しているモニターや関係者に対し、パスワードの変更依頼や不審メールへの注意喚起などを行っている。
(Security NEXT - 2018/06/04 )
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