Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows 8」以降で本来の脆弱性保護が発揮できないケースが判明 - 「EMET」などが裏目に

「Windows 8」以降において、脆弱性攻撃からメモリを保護する緩和技術「ASLR」が有効に機能せず、リスクが高まるケースがあることが判明した。セキュリティ機関は、十分な保護を行うための緩和策を紹介している。

プログラムをメモリ上へレイアウトする際、ランダムにデータを配置することで、脆弱性攻撃などの影響を緩和する「ASLR(Address Space Layout Randomization)」において、十分な保護が行われないケースが明らかになったことから、セキュリティ機関が注意を呼びかけたもの。

具体的には、「Windows 8」では、それ以前は限定的に適用していた「ASLR」を、「ASLR v2」としてシステム全体へ適用するよう実装方法を変更。

「ASLR」を利用するよう指定していないアプリに対しても、システム側で強制的に「ASLR」を適用することで脆弱性攻撃に対する耐性を高めたほか、ランダム化の際のエントロピーの増加、64ビットメモリアドレスにも適用可能とするなど保護機能を強化していた。

(Security NEXT - 2017/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性悪用リストに4件追加 - ランサム対策製品の脆弱性も
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 1月の更新でいずれも修正済み
UIライブラリ「Swiper」に深刻な脆弱性 - 利用アプリは注意
「Microsoft Semantic Kernel」のPython SDKに深刻な脆弱性
広く利用されるVSCode拡張機能「Live Server」に脆弱性 - 未修正状態続く
OpenText製品向けID統合基盤「OTDS」に脆弱性 - 修正版を公開
米当局、「Dell RP4VMs」や「GitLab」の脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にセキュリティアップデート - 今月4度目の脆弱性対応
DellのVM環境向け復旧製品にゼロデイ脆弱性 - 悪用報告も
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ含む脆弱性13件を解消