2017年上半期の国内ランサムウェア検出、前期から半減
2017年上半期の国内におけるランサムウェアの検出数は、2016年下半期から半減した。ただし、「WannaCrypt」の影響もあり、後半には再び増加傾向を示したという。

マルウェアの検出台数推移(グラフ:トレンドマイクロ)
トレンドマイクロが、2017年1月から6月にかけて、同社製品利用者における
ランサムウェアの検出状況を取りまとめたもの。いずれも検出台数ベースの数値となっている。
同期間にランサムウェアを検出した国内の端末は2万1600件。前期の4万8800件から半減した。
ただし、2017年上半期の後半にあたる同年第2四半期に注目すると、前年同期の8300件から約1.8倍にあたる1万5300件へと増加。
6300件だった第1四半期と比較すると、第2四半期に約2.4倍へと拡大しており、予断を許さない状況だ。
(Security NEXT - 2017/09/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
ランサムウェアへの対処を学ぶカードゲーム - JC3が無償公開
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
先週注目された記事(2025年3月2日〜2025年3月8日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
ランサム攻撃グループ「8Base」関係者が逮捕 - 400社以上が標的