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同名異人の預金データを誤統合、別人による引き出しも - 帯広信金

帯広信用金庫は、同名異人の預金データを誤って統合し、個人情報漏洩や別人による預金の引き出しが発生したことを明らかにした。

同信金によれば、2007年6月から10月にかけて3通の定期預金満期案内を誤って送付し、氏名や住所、口座番号、預入日、預入金額、期間などが漏洩。さらに誤った満期案内を受けとった預金者が、自分の預金と勘違いし、別人の預金を引き出していたという。

1981年から翌1982年にかけて顧客データを整理した際、誤って異なる預金者の顧客番号を統一したのが原因で、4月17日に実際の預金者が普通預金通帳の記帳をしようとしたところ不具合が出たため問題が判明した。

同信金では、誤って送付した書類の廃棄を確認。本来の預金者に対しても預金の復元を行った。また今回の事故を受け、同様の問題が発生していないか点検を行ったという。

(Security NEXT - 2008/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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