Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マネースクウェア・ジャパン、顧客情報約11万件の流出を確認

外国為替取引サービスを提供するマネースクウェア・ジャパン(M2J)は、同社ウェブサイトが不正なアクセスを受けた問題で、調査結果の詳細を明らかにし、2016年にも11万件の情報流出があったことを明らかにした。

20170801_mj_001.jpg
調査結果を公表したM2J

同社では7月に不正アクセスを検知。その後の調査で顧客情報の流出が判明したほか、同調査の過程で2016年7月から同年11月にかけて不正アクセスを受けた形跡があらたに発覚し、詳しく調べていた。

同社では外部事業者をまじえた調査を終えたとし、それぞれの不正アクセスによる被害を取りまとめた。7月の不正アクセスで流出した顧客情報はあわせて2455件。

流出した顧客情報の内容は、氏名とメールアドレスのみのケースが2180件と大半を占めるが、一部では住所、メールアドレス、電話番号、生年月日、IDのほか、当時の現金残高、銀行口座情報、職業や保有金融資産の概要、投資経験、投資目的など含むアンケート情報なども含まれる。

(Security NEXT - 2017/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性