Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マネースクウェア・ジャパン、顧客情報約11万件の流出を確認

一方2016年の不正アクセスでは、11万2364件の顧客情報が流出したことが判明。IDや生年月日、メールアドレス、電話番号、初回パスワードなどが中心となるが、一部にバーチャル口座情報も含まれる。2016年の流出で確認された氏名や住所、口座情報、現金残高などは含まれていないとしている。

同社は調査結果を受け、関連する顧客に対して個別に事情を報告し、謝罪するほか、窓口による対応も行う。また社内の調査チームでインシデントの発生原因について調査を進め、セキュリティ対策の強化など再発防止に向けて対策に取り組む。

今回の不正アクセスにともなう情報流出に関して、報告を受けた関東財務局では、同社に対して業務改善命令を出しており、対策を講じた上で8月16日までに書面で、対応状況などを報告するよう求めている。

(Security NEXT - 2017/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

eモータースポーツ公式アカウントの乗っ取りで個人情報流出の可能性
問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社