Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ジャパネット漏洩事件の元従業員が背任で書類送検

ジャパネットたかたから顧客の個人情報が漏洩した事件で、長崎県警は背任罪の容疑で関わったとされる元従業員2名を書類送検する。

今回の事件では、顧客情報が社外へ持ち出されたものの、保存した媒体が犯行時に持ち込まれたもので、盗まれたものではなかったため、窃盗罪での立件は見送られた。すでに犯行から5年が経過しており、背任罪についても時効が成立しており、不起訴となる見通しだ。

現行法では、不正競争防止法など一部を除き、情報窃盗の罰則規定はない。個人情報については来年4月に施行される個人情報保護法で罰則規定が盛り込まれる。

(Security NEXT - 2004/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット