福岡県で退職職員のマイナンバーを誤送付 - プログラムの不具合か
福岡県は、退職した教育庁職員の異動届出書に、誤って関係ない別の退職者のマイナンバーを記載して、退職者の居住する自治体へ送付していたことを公表した。
同県によれば、3月末に退職した職員の異動届出書804件に、誤って関係ない別の退職者21人のマイナンバーと生年月日を記載。4月14日に職員の居住する69自治体へ提出するミスがあったという。17日に提出を受けた複数自治体から連絡があり、問題が判明した。
誤って記載していたのは、住民税を給与から特別徴収していた職員。異動届出書は、住民税のシステムで作成しており、プログラムの不具合が原因となっている可能性があるとして、調査を進めている。
同県では、マイナンバーを誤記載した異動届出書の返送を自治体に依頼するとともに、対象となる退職者に謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2017/04/20 )
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