「Office使えなくなる」と脅すメールが再び流通
マイクロソフトを装ったフィッシング攻撃が再び観測されている。「Officeのプロダクトキーが不正コピーされている」といった脅し文句が記載されたメールには注意が必要だ。

クレジットカード情報なども入力させようとしていたフィッシングサイト(画像:フィ対協)
問題のメールでは、攻撃者が日本マイクロソフトのセキュリティチームを偽装。「OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています」といった件名でメールを送信している。
本文は「セキュリティ警告!」といった文言ではじまり、プロダクトキーが不正に利用され、メールへ対応しないとOfficeが利用できなくなるかのように不安を煽り、検証作業などと称して本文のリンクからフィッシングサイトへ誘導。
偽サイトでは、メールアドレスやパスワードなどのアカウント情報にくわえ、画面が遷移し、住所や電話番号、セキュリティコードを含むクレジットカードなど、個人情報をだまし取ろうとしていた。
(Security NEXT - 2017/01/31 )
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